蛇美

私は今日まで生きてきました…

「まじヤバい」ぐらい面倒くさいわたし

 

「一期一会」

この言葉はわたしの原体験になっていると痛感する。
この言葉を始めて痛烈に意識したのは小学校3年生の今頃…
小学校に入って初めてのクラス替えがあって最初のテストの時だった。



「いちごいちえ」
これを漢字で書いて、意味を答えなさい。



確かそんな問題だったと記憶している。

一期一会
一生に一度だけの機会。もと茶道の心得を表した語で、どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう。

ってところが模範解答なんだろうけれど・・・
KYなわたしは軽い気持ちでついしでかしてしまった。
それがわたしの一生を変えてしまうことを想像することすらなく。


わたしの書いた回答は…

苺一恵
わたしの隣の席の一恵ちゃんは、由美ちゃんのことを「臭い」とか『汚い』とか言っていじめています。
一恵ちゃんはかわいいものが好きみたいでいつも苺のマークのついたものを必ず一つは身に着けているのに…。
この前はトイレで〇〇ちゃんと△△ちゃんと3人が由美ちゃんを泣かしていました。
由美ちゃんも可哀想だけど、そんな一恵ちゃんから好かれる苺はもっと可哀想だと思います。


わたしには自分の知識をひけらかす卑しい自己顕示欲が小さい時から強くある。
(まぁ〜、この点は回を改めて詳しく書くつもりだけど…)
その上、、厭味ったらしい物言いは今も昔も全く変わらない。

全く知らない小3の子がコレを書いたと聞いたら、このわたしでもちょっとギョッとするかもしれない。
でも、自分がと思えば「さもありなむ」とつい思ってしまう。

つまり一言で言えば、わたしは…
正真正銘「嫌な奴!」なのである。
嫌な奴で投票をすれば、
きっとわたしが絶対的センターの位置を
キープし続けるに違いがない。
・・・自信もある!

だから、そのことは決して正義感とか義侠心とかで書いていない!
神に誓って言うこともできる。
(ただ、わたしはあまり神様とか親しくないからね)

第一、その現場に何度も遭遇しながら一度も止めたことはない。
周りのクラスメートと同様、見て見ぬふりをしていた。
もっと言えば、ちょっと面白しろがっていたことすら否定できない。

由美ちゃんとだってそんなに親しくはなかった。
てゆか、それまでまともに話したこともなかった。

だから、ただちょっと思いついてやっちゃったんだ…
と今でも確信している。



そして、本当の問題はその後だった…
若い担任教師は即座にわたしと一恵ちゃんを呼び出しことの真意を確かめた。
一恵ちゃんは泣きながら必死にいじめを否定していた。
わたしと言えば、吃語でうまく思ったことが言えないのでずっと黙っていた。
一恵ちゃんの泣き顔を見ながら薄ら笑いの一つも浮かべていたかもしれない。

・・・そこまではわたしの想像した通りだった。
が、そこからの展開はわたしの想像をはるかに超えていた。

押し問答ではラチがあかないので、
結局、本人から直接事情を聞こうと由美ちゃんが呼ばれた。

由美ちゃんは・・・、
「わたし一恵ちゃんからいじめられていません!
これはみんな蛇美さんの嘘です!
デタラメです!」
と先生の目を見ながらハッキリ言い放ったのだった!

わたしはそれまでこんなにハッキリ嘘を言える人を
見たことがなかった。
テレビドラマの中でも、家の中でも、学校でも…
嘘をつく人って何か嘘をつくオーラというものが
どことなく出てるものだと当時は思っていたが
その時、初めて平気でうそをつく人間を
わたしは目の当たりにしたのだった。


それがあまりに堂々としていたので
「なぁ〜んだそうだったんだぁ。。。。
って、チョット待てぇ〜い!!」
わたし自身が吉本新喜劇並のノリツッコミ状態になったぐらいだった。
まぁ〜、わたしも驚いたけれど、
一番驚いたのは当の一恵ちゃんだったかもしれない。
あれだけ大声で泣いていたけど、
その瞬間ピタって泣き止んじゃってたからね、彼女。

ここで皆さんにハッキリ誓います。
わたしはセンターオブ嫌な奴だけれど、
この件に関しては全く嘘は言っていない!

しかし、このわたしの主張は当時、
強盗殺人まで犯った男が、レイプだけはしてましぇ〜んと泣き叫んでいるくらい
説得力というものが周りに対して全くなかった。

結局、わたしはウソをついて他人を陥れるとんでもないガキだ!
といことで学校も、相手の親も、
そしてわたしの両親も納得してこの件は落ち着いた。
大人は誰もわたしの言うことは信じてくれなかった。
事情を知っているはずのクラスメートでさえ、
わたしを擁護する者は最後まで一人も現れなかった。



ことの始まりは、確かにわたしのチョットしたいたずら心だったけれど…
周りから到底納得できないレッテルを張られるという
とんでもない羽目になってしまった。

と同時に、先生だとか、親だとか、友達だとか…
そんな人たちに対してわたしが拭いきれない不信感を抱くようになったもの
また事実である。

一期一会
もう二度と会うことない人たち。
出会っことすら忘れてしまえば、
もうそれはどうでもいい全くの他人のような者。
そんな風に本気で思ってた。




…で、今日【ほんまでっかTV】をまとめていると
とんでもないことが判明してしまった。

自己顕示欲をひけらかすようなプライドの高い、
友達のいない、
人間を全く信用しないわたしのような人は、
ひでぇ〜自己中で、
モラハラとかもバンバンやっちゃう、
ストーカーで、サイコパスヤローなんだって… 
(本文はこれね→ http://mixi.at/a8m8zLn 地味に宣伝)

ひょええええええ〜!! マジ、わたしヤバくね?!
みんな気をつけてねぇ〜、わたしに!!





って、ここで終わるとあまりに後味悪いから後日談を…
この件がきっかけになって、悪かったことが一つ。
それから良かったことが二つあるんだよね。

良かったことは、その後由美ちゃんはいじめられなくなったとさ。
まぁ〜、別にどうでもいいんだけど、
結果オーライじゃね。

それから苺一恵ちゃんは愚かにもわたしに仕返しを企て、
逆にわたしからほっぺがホントの苺になるくらいブチのめされて、
正真正銘苺一恵になってしまいました。
そのことでまた一悶着あって、
性格がねじ曲がってしまうんじゃないかと思ったら…
もともとねじ曲がってたおかげか、
ひねりが一周して反ってまっすぐになり
すっかりま人間に成長できました、わたし。
イヤーめでたしめでたし♪

で悪かったことはですねぇ〜、
この件ですっかり悪い印象のついてしまったために、
わたしの実妹がいわれなき偏見にあってしまって、
結局、グレてしまったこと。
DVの嵐吹き荒れる中で、
「因果応報」という4文字熟語まで実感できたのは、
ある意味貴重な体験だったかも・・・ね

ジャンジャン♪