蛇美

私は今日まで生きてきました…

【寝物語】「イソップ童話」

ある政治家が、お下劣テレビアニメ「銀魂」に「人格を傷つけられた」と噛みついているらしい。
この政治家、実は、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全、行政刷新担当、節電啓発等担当、公務員改革担当)と偉いヒトだったりするので、ちょっとしたクレームでもテレビ局は及び腰なのかもしれない。

そんな政治家を見てたら、思い出したイソップ童話をひとつ。

「ロバとニワトリとライオン」

ニワトリがロバと一緒に、エサをあさっていました。
そこへ、ライオンがロバを目掛けてやって来ました。
ニワトリが驚いて、「コケーコ、コケーコ」と、鳴きますと、
ライオンは逃げ出しました。
なぜなら、どういう訳か、ライオンはニワトリの鳴き声を怖がっていたからでした。
ところが、ロバは、ライオンが逃げ出したのは、自分を怖がった為だと思い込んで、どんどんライオンを追いかけて行きました。
ニワトリの鳴き声が聞こえない所まで追いかけていくと、ライオンはロバの方に向き直って食い殺してしまいました。

消費者及び食品安全では、加水分解小麦入り石ケン対応で国民に多大な迷惑をかける。
行政刷新では、けちをつけたスパコンは2年連続世界一になった上、客寄せパンダ的に活躍した「事業仕分け」が実は絵に描いた餅でホントは官僚の言いなりだったことがばれる。
節電啓発では、もはや電力会社救済の原発キャンペーンの一環にしか見えない。
公務員改革なんて、マジやる気あんのと言いたいぐらい何も進んでいない。
それどころか震災直前に、暴力団との関係を取り上げられるが、震災のどさくさにまぎれちゃって未だに何も説明すらしていない。
こんな大臣が、一人前の政治家ズラして「人格を傷つけられた」って権力ちらつかされても・・・。
きっと、政治家ってこのロバみたいなカン違いヤローだったりするのかも。


・・・てか、ホントはわたし自身の方がロバなのかも。。。コケ?

2011年11月25日 02:02