蛇美

私は今日まで生きてきました…

【愚痴】かなりヤバい…

昨日、十数年ぶりに妹とゆっくり話した。
…かなりヤバいって実感した。

今、母は施設でお世話になってるし
父も大病で入院している。
それだけでも、相当にヤバい状況ではある。

実はそんなこんなで
わたしも広島に帰ってきたわけなんだけど…

元々わたしは家族仲も良くない
てか、かなり悪いので、
返って気を遣わせないよう
ここ最近はずっと距離を置いていた。

まぁ〜、すべからく「わたしはいない者として…」
というのが従来からの家族間での暗黙の了解らしいので、
これはある意味双方が望む形であったのかもしれない。

どうもそのツケがすべて妹にかかっていたようだ。
健気に頑張っているものとわたしも思っていたんだが…
わたしの想定をはるかに超えて、
妹の精神はヤバい感じで焼き切れそうになっていた。

現在、妹は自分で個人事務所をやっていて
わたしと違って両親自慢の大変良くできる娘で、
事実よくやっていた(と思う)

ただ、そういう周りの期待が重荷になっていたのか
数年前、うつを患っていた。
(それすら、わたしには完治してから知らされたんだけど)

それが、今にも再発しそうな状況なのだ!
そして、さらに最悪なのは、
妹自身はそれにほとんど気づいていないことだった。

わたしは、もともと自分自身に価値があるなんて
これっぽっちも思っていない。
だから、他人に対しても思いやりという気持ちが
欠落している。
天上天下唯我独尊」の真逆の状態である。
わかりやすく言えば「冷酷」であり、
「冷徹」だ。
今風で言えば
サイコパス傾向もあるのかもしれない。
ただ、そのままではかなり生きづらいので
その本性を隠す術をそれなりに身に着けてもきた。
しかし、こと家族に対しては
自身のこの本性を隠そうと
慮ったことは一度もない。

しかし!!
これはヤバい!!
そんなことしてる場合じゃないことを
昨日はっきり自覚できた。

両親が医療機関にお世話になり、
わたしは無職の引きこもり…
その上、妹まで社会からドロップアウトしてしまったら
も〜シャレにならない。

早急に事態の打開を図らなければならない!

昨日何十年ぶりに
わたしの前で泣きじゃくる妹に
(多分生まれて初めて)
優しい言葉をかけて、
全力でサポートすることを
約束した。
それもわたしの方から自発的に。

わたしの対応が
あまりに想定外だったのか
妹はすっかり泣くのを忘れて
ポカーンとわたしを見つめていた。
幼い頃…
わたしの後を夢中に追いかけていた
あの表情が妹の顔を覆っていた。

しかし、妹よ!
わたしはお前が期待するような
優しい気持ちをお前や家族に向けているのではない!
あくまでも自分の保身のため、
その必然としての支援を申し出ているだけなのだ!
あてにするのは構わないが…
決してわたしを信用してはいけない!
わたしは心の中で冷たく突き放していた。

自分が、
本当に下衆な人間であることを
改めて自覚しながら、
昨日は妹と別れた。

わたしの家族は
限りなく全壊に近い崩壊状態ではあるが…
本当に「かなりヤバい」のは、
わたしの心の中にあるのかもしれない。

2019年09月05日 09:24