蛇美

私は今日まで生きてきました…

肩こりが10秒で治るってホント?家でできるリンパケア

日々溜まっていく身体の疲労やゆがみを、プロに癒してもらうのは至福の時間。
贅沢を味わうのもいいけれど、家事や仕事の合間にちゃちゃっとやれる、ながら療法があったらもっといいかも。

押さない、揉まない、引っ張らない「リンパケア」

そこで注目したのが『さとう式リンパケア』です。

「押さない、揉まない、引っ張らない」をコンセプトとしたこちらは、歯科医の佐藤青児医師が考案したものです(著書もセミナーも多数)。

顎の関節運動を利用して口腔から身体全体をゆるめ、リンパを流れやすくし循環障害を改善していくのです。

さとう式リンパケアを行うと、肩こり、頭痛、耳鳴りといった、慢性化した症状が緩和され、血管やリンパ液の流れの促進により、しわ、たるみ、むくみ、くすみといった美容上の悩みも解消されていくそうです。




1.間質リンパを流す

一般的なリンパマッサージがリンパ管を流れる管内リンパに重きを置いているのに対し、さとう式リンパケアは細胞間のリンパ液、間質リンパにアプローチしていきます。


肩こり

2.屈筋をゆるめる

関節を曲げる時に使う筋肉を屈筋、伸ばす時に使うのが伸筋です。

筋肉をゆるめる8つの方法は…

・触れる…… 20グラム以下の力で触れる

・ゆらす…… 筋肉をそっとゆらす

・力を入れて力を抜く…… 一度力を入れてから抜くという反動作用を利用

・息を吐く…… 副交感神経が優位になる

・バランスをとる…… 身体の前後のバランスをとる

・同期同調…… 周辺の筋肉をゆるめることで、隣り合う筋肉もゆるむ

・ゆるい言葉…… ゆるい言葉により筋肉もゆるむ

★ 20グラム以下の力で触れる?

数字で言われてもわかりません。
実際、スケールで計ってみると、小鳥や仔猫を、そうっと撫でる程度です。
つまり力は要らないのです。


3.身体は腔でできている

さとう式リンパケアでは、内蔵などが収まっている空間を腔と呼び、口腔、胸腔、腹腔の3つの腔で構成されていると考えています。
この腔は、筋肉の緊張によってつぶれ、それにより内臓の機能が低下、コリ、痛みの原因になっていたりします。

つぶれた腔を正していくことで安定した身体に近づき、痛みやゆがみがほぐれ、体液循環や内臓機能が活性化していくのです。

身体の前をゆるめれば、背中や頭皮までケアできちゃいます。
時間、場所は選ばず。
寝転がれるスペースがあれば、いつでもどこでもできるのもうれしい。

呼吸はゆっくりと、鼻から吸って口から出します。
リラックスするのが、何より大切なのです。

2016年05月31日