【仮説】「思春期の娘が父親を毛嫌いするには訳がある？！｣

よく世間一般には、娘、特に思春期の娘は父を毛嫌いする。
HDK（ハゲ・デブ・クサイ）などといって、父親の心を平気で傷つける！

父の側からすると、少し理不尽な気もする。
小さい頃はあんなになついていたかわいいあの娘が・・・なぜ？！

コレについて、実はある仮説がある。
それが、「HLA仮説｣
ここ言うHLAとは、さっきのHDKとはﾁｮｯﾄちがう。
ヒト白血球型抗原（Human Leukocyte Antigen）のことである。
このHLAは、も重要な組織適合性抗原の一つで、白血球の血液型と言えるものなのだそうだ。
そして、このHALびその組み合わせには、数万通りがあるといわれている。

で・・・、ソレが娘が父を毛嫌いするのとどういう関係が？！

実は、女性が妊娠可能年齢に達した時、パートナーを選ぶ際にはこのHLAのパターンが自分と最も遠い者を選び、自分に近い者を遠ざける傾向が見られるという。
ソレは本能に近い行動パターンであって、｢近親相姦｣を避けるためだと考えられている。

・・・自分に最も近いHLAパターンを持つ者、その代表の異性が「父親｣という訳だ。

では、どうやってHLAパターンを感知しているのか？！
その答えは｢ニオイ｣
女性は、自分と近いニオイの異性を嫌い、自分と異なるニオイの異性に強く惹かれるのだと言う。

まぁ〜、本当かどうかはまだわからないけど・・・、
「父さんったら、わたしのシャンプー使わないでって言ってるでしょ！｣
「お父さんのと一緒に洗濯しないで！」
とか言われているお父さん、
・・・一見理不尽な要求と思われるかもしれないけど、ソレもコレも｢生物としての本能｣のなせるワザと考えて、従っておく方が無難なのかもしれません。
だってそれは、自分が同じニオイであることを認めている、すなわち「自分は父親の娘」であることを強く強く主張しているようなものなのだから・・・

2012年04月03日 20:55