蛇美

私は今日まで生きてきました…

【ヘルスケア】「塩分摂りすぎちゃったら・・・、できる大人はやってます!」

この前テレビでもやっていましたが、高血圧や動脈硬化心不全に至る内蔵むくみなんかに非常に影響を及ぼすのが「塩分」なんだそうです。
なんでも、人間が必要な塩分量は、約1.5g/日 (日本人の平均11g 味噌汁1杯2g)、特に高血圧(上140mmHg以上、下90mmHg以上)の人は6g/日以下にすべき。(厚労省)なのだとか。

そうとはわかっていても、なかなかできないのは、夏休みの宿題やラジオ体操と同様、実際の生活で減塩が難しいことは皆様よくわかっていらっしゃることだと思います。
摂らないように努力することも当然大切ですが、摂っちゃった時のケアをするのはできる大人の嗜みというもの。 そこで、皆様ができる大人になる方法を軽く伝授しちゃいます。

それは、「カリウムを含む食品を沢山食べる」です。

カリウムは、カルシウムとか、ナトリウムとかと同じで人間には必要なミネラルのひとつなのですが、その様々な生理作用のひとつに「ナトリウム(塩分)の排泄を促進する」というのがあります。
カリウムが豊富に含まれているスイカを食べる時に、塩をかけて食べるのは、逆にカリウムによりナトリウムが欠乏するのを防いでいるという生理学的な意味もあるとの説も・・・。

というわけで、塩分を摂りすぎちゃった時にはカリウムを含む食品を沢山食べませう!

カリウムは、干しひじき、切干大根、焼き海苔、しいたけ(乾)、ごまめ、インゲン豆、バナナ、スイカ、リンゴ、小麦胚芽、アーモンド、干しブドウ、アボカド、ほうれん草、サトイモ、枝豆、焼き芋、ニラ、トマトジュース、野菜ジュースなんかに多く含まれているそうです。

応用扁として、塩分高含有食品として槍玉に挙げられる「味噌汁」だって、野菜たっぷり具沢山にすると実際の塩分よりもその影響を低減させることだって可能なのだそうです。

ただし、このカリウムも摂りすぎたら、塩分と同様、いえそれ以上に悪影響がありますので、くれぐれもバランスを考えてね。程度を知るのもできる大人の必須条件です!!

おまけ
カリウムは、むくみにもある程度効果があるそうです。
また、カリウムを多く含む食品には、同時に食物繊維も豊富だったりします。
むくみ、便秘にお悩みの方、"でる大人"になるチャンスかもしれませんよ。おしっこや便ですが・・・

2011年11月03日