蛇美

私は今日まで生きてきました…

【ヘルスケア】「代謝をアゲアゲ」

これもリクエストのあったテーマです。
基礎代謝とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのことです。
特に身体を動かしてなくても、熱を産生し体温を維持する、呼吸する、心臓・血管を動かし血を運ぶ、胃・腸などの内蔵を動かす、汗をかくなどに使われているのです。
この基礎代謝は、一般に16〜18歳をピークとして、歳を経るごとに年々下がっていきます。
すなわち、二十歳を過ぎればヒトは生きながらにして、食物から得たエネルギーは消費されにくくなり、太りやすい体質になってしまうわけです。

まぁ〜、高級官僚や政治家たちなど、とてもエライ人たちの間では「過ぎたるは、悩むに及ばず」と全く反省しない風潮も今では流行っていることではありますので・・・
ここはわたしたちも、「過去は過去、それはそれ」で、今までの暴飲暴食・不摂生を嘆いてばかりいることなく、今後のことを前向きに考えて生きたいものです。

というわけで、「基礎代謝をアゲアゲにして、身体の中から若返っちゃおぉ〜!それでついでに健康になって、痩せちゃうんだからぁ〜!!って、わたしってチョット欲張りかしら?!」的な裏技をご紹介したいと思います。
(前置きと副題が長いのは、それだけわたしの気合が入っているとお考え頂きたい!)

◆「よし!やるぞぉ!」のその前に・・・
"これから企業戦士としてバリバリ働いちゃうぜぇ"とか、"コレから頑張っちゃうわょ!"なんて行動を起こす前に必ずやってほしいことがあります。
それは呼吸!
(って、おぃぃぃっ!!! なんて突っ込みは不可。)
これからご紹介する呼吸法は、古く天竺の時代から受け継がれてきたという由緒正しい呼吸法で、その名も「クンパカ」。(月英クン、バカ!って心の中で思った人ナイスです!)
コレをやると交感神経を刺激し、基礎代謝どころか生命力そのものを高揚させる効果があります。また、気力に満ち溢れ、心から「動揺・恐れ」といったものが吹き飛んでしまう(ドーヨ?)といった優れものの呼吸法なんです。
では、その方法は。
1)(坐位でも、立位でもかまわない)尻の穴をキュ〜っと締め、肩の力を抜く。
2)ゆっくり鼻で息をしながら、意識を胸に集中させる。(自分の心臓の動きを意識するようにするとよい。)
3)7秒間で(一定のリズムで)鼻から息を吸う。
4)14秒間息を止める。(このとき胸から意識を話してはいけない。)
5)7秒で息を吐く。
※息を止めておくことがこの呼吸法の中心で、吸う息の2倍が効果を挙げる秘訣である。
※慣れないうちは7→14→7ぐらいから始めて、徐々に長くしていくとよい。息止めが4倍の28秒で効果は最大になるといわれている。

◆いきなり質問です。基礎代謝量が増えるるのは夏と冬どっち?
答え:冬です。
コレは、冬の方が外気温に対し、体温を維持するためにより多くのエネルギーを必要としているからです。
これから、さびしい冬でぇ〜す。時折手紙も書きますぅ〜♪
って、気候も、心も、財布さえも寒くなる季節になっていきます。
コレを利用しない手はありません!(だって冬って寒くて運動したくないし・・・)
ほんのチョットだけ薄着をして一冬過ごしてみましょう♪
ただ、コレは諸刃の剣なので決して無理はしないでください。特にお腹、背中、下半身は冷やさないことをお勧めいたします。

◆高いツボは売りつけません!わたし。
故あって、今までわたしはこういうネタ話では基本的に具体的な経穴(ツボ)を挙げることを
かたくなに避けてきたのですが・・・、今回はリクエストがあったということで出血大サービスです。

その1.代謝を上げ、脂肪を燃焼させる。
1)手のひらの母指球(親指の付け根のプックリしたところ)、生命線のやや親指側(内側)を片方の親指でゆっくり押していく。このときゆっくり押してゆっくり離すのがコツ。
押す位置は、生命線に沿って人差し指の付け根〜手首に向かって移動させる。
固いところがあったり、痛いところがあれば、数回繰り返す。
2)上記で押したところを今度は、親指と人差指でつねるような感じでつまんでいく。
手のひらに暖かさを感じるまで繰り返す。
コレを左右の手に行う。
3)終わったら、冷たいもの20〜60秒触って冷やす。ただし、冷やし過ぎないように注意!
その後ブンブン4〜5回手(腕)をまわし、温かいものを触って手を再度暖めるとさらに効果が上がる。

コレは1日2回〜3回(食前に)毎日おこなうと、市販されている"コッコ○ポ"や"ナイ○トール"、果ては"和○箋"並に効果があります!

その2.筋(肉)を養い、血行をよくし、体温を上げる。
1)湧泉穴
位置は、足の底部分の中心より前の方にあり、第2と第3の指の骨の間にある、少しくぼんだ所(足趾、足底を屈曲させた時一番凹んだ所)です。
足の少陰腎経の木井穴で、肝経を補う。
腎疾患、高血圧、ショック、精神科疾患などの主治穴。
2)三陰交
位置は、すねの内側、うちくるぶしから膝までの約1/5のところ、うちくるぶしから膝まで伸びる骨(脛骨)のすぐ後側。骨の裏側に向かって押すとズンと刺激がある。
足の太陰脾経であるが、厥陰肝経、少陰腎経の3本の陰経が交わっている。
男女生殖器疾患(月経痛・不順、遺精、インポテンツ)、腹痛などの主治穴。

お金と時間のある人は、せんねん灸とか、ロイヒツボ膏とか、ピップエレキ盤などを使うのをお勧めしたいところですが、まぁ〜それもかなりめんどくさいと仰る方が殆どでしょう。
で、簡単に自分の親指で押して見ましょう。
ゆっくり少しずつ力を入れていき、最も気持ちよくなるところでキープ、そしてまたゆっくり力を抜いていくのがコツです。(グリグリこねくり回す必要はありません!)
まぁ〜、1日朝晩の2回、毎日やると効果が出てきます。

以上です。
ただ、今回紹介した方法というのはあくまでも体質改善であって、コレのみで直接的な効果を求めてもガッカリするだけです。
基本は、「適度な運動」「バランスのよい食事」「充分な睡眠」「規則正しい生活」です。
コレらをはずして、効果を望むのは、宝くじも買わずに、1等前後賞を当てる気になっているのと同じくらい愚かなことなのです・・・よ。


2011年12月01日