【ﾍﾙｽｹｱ】「自律神経を整え、自然治癒力を上げてみよう！」

皆さんが自分自身で自然治癒力を積極的に活かしていく方法に、呼吸法があります。
通常、呼吸は自律機能として無意識に行われていますが、肺には他の臓器のように筋肉がないため、横隔膜や外肋間筋などの体壁筋の助けを借りて呼吸を行っています。
ですから、これらの筋肉を“呼吸法”という方法で意識的に積極的に動かすことにより、酸素の摂取量が増大し、体内でのエネルギー産生が増強されるとともに、自律神経が調整され、内分泌系、免疫系にも非常に良い結果を及ぼします。
呼吸法は意識的に自律神経に働きかけることが出来る方法の一つなのです。

〔効果〕
呼吸法は特に、不眠の解消、血圧の安定に始まり、生活習慣病、慢性疾患の予防と改善に効果があります。継続して行うことにより自然治癒力を高めます。

〔はじめる前に〕
★ くつろげる部屋で、ゆったりした服装で行います。
★ 椅子に腰掛けても、正座でも、あぐらをかいてもかまいません。
★ 呼気、吸気は必ず鼻で行います。
鼻呼吸をすることで、喉の周囲を取り囲んでいる扁桃輪が活性化され、免疫機能を高めます。
★ 口は軽く閉じ、舌の先を上の前歯の裏に当てます。
★ 呼気を途中で止めたり、力んだりしないで静かに吐ききってください。

やり方は簡単ですさあ始めましょう！！
１．右手の指を揃え、みぞおちのところに当て、左手で下腹部を抱きかかえる。
２．上体を右手の小指のところから曲げ、鼻から静かに息を吐く。（約５秒間）
３．５秒間で息をすっかり吐き終えたら上体を戻しながら鼻から静かに息を吸う。（約３秒間）以上の繰り返しです。１回に２〜３分位続けます
★ 体内の毒素を吐ききるように、吐く息に心をこめて長く吐きます。
★ 吸気は意識をしなくても自然に入ります。

お風呂に入った時なんかに、リラックスして行うと効果覿面♪

2011年12月04日