蛇美

私は今日まで生きてきました…

【与太話】性器の大発見!

ミクシページ開設記念日記です。
昔聞いた与太話を文字に起こしてみました。
お暇な方は・・・どうぞ。

昔、イギリスの著明な生物学者がプライベートでエジプト旅行をした時のお話。
どうせならラクダで観光したいと思い、現地ガイドに頼んで一人のラクダ飼いを紹介された。
早速、ラクダ飼いの所へ行くと・・・
「観光営業は、3時からだ。悪ぃ〜が3時にまた来てくんな。」
自分のラクダの横に寝そべったままそのラクダ飼いはそっけなく言うのだった。

・・・うううぅ、まだ12時ジャマイカ
学者はちょっとムッとしたが、文句を言っても仕方がない。
なんてったって、ここはエジプト・・・、ゆっくり昼食をとり、市場を見回って、なんとか時間をつぶすことにした。

そろそろ頃合だと、またラクダ飼いの所へ行くと彼はまだそこで同じように寝そべっていた。
「・・・あんたか。」
ラクダ飼いはめんどくさそうに顔だけ向けたが、おもむろにちょうど彼の頭のところにあったラクダの「ナニ」を片手で持ち上げると・・・、
「まだ、2時半ぢゃないか? 3時って言ったろ?」
と、さらにそっけなく言うのであった。

・・・何なんだ一体?!
怒りにも似た感情が一瞬湧き上がったが、怒ってみても仕様がない、ここはエジプトなのだから、と自分に言い聞かせ学者はさらに30分待つことにした。

もういいだろう。
またまた、らくだ飼いの所へいった学者に、ラクダ飼いは前と同じ動作を前と同じくめんどくさそうに繰り返すと、冷たく言うのだった。
「旦那ぁ〜、まだ3分もありますぜ。3時まで・・・」

・・・もういい加減にしろ!!! 我慢ならん!!!
ついに堪忍袋の緒も切れて文句を言おうとした瞬間に、学者はあることにハッと気づたのだった。
・・・あいつは時計を持っていないジャマイカ?!
自分の腕時計を確かめると、正確に2時57分を刻んでいる。
?????
奴はラクダの「ナニ」を持ち上げただけなのに、どうして正確な時間がわかったんだ?!
ここはエジプト、5000年の歴史の国!
コレはキット、性器の、イヤ世紀の大発見に違いない!

「おいっ、オヤジ。観光はもういい。その代わりどうして正確な時間がわかるかわたしに教えてくれ!!!」
学者は、さっきまでの怒りも忘れ、右手で「ナニ」を持ち上げるジェスチャーをしながら、ラクダ飼いに必死に詰め寄った。

「・・・おいおい、旦那ぁ〜」
ラクダ飼いはなだめるように言うのだった。
「こうやってラクダのナニを持ち上げると・・・、丘の上の時計台が見えるンでさぁ。」


ジャンジャン♪

2011年09月07日 05:29