蛇美

私は今日まで生きてきました…

【与太話・文科省推奨(を希望)】「たまにはアカデミックに・・・」

いきなり問題です。「鮭は赤身魚でしょうか?白身魚でしょうか?」
おぃぃぃぃぃっ!!そこぉ!! "切り身"なんてオチぢゃ、笑えねぇ〜ぞ!

学生みたく【診断法】「頚肩部」を徹夜で仕上げてたら(←さりげなく訴えたい、わたし)、急にお腹が空いたので、さっき近所の吉野家で朝定食(鮭)を食べていると急に思いついちゃった・・・。
「与太話」もこれからは、R解除で格調高くアカデミックに展開しなくっちゃ。。。
(また、"上から目線がぁ"との批判は、とりあえず無視)

で、鮭のことですが、答えはなんと「白身魚」!!!

えぇ〜、ウッソォー?! だって赤いじゃん!
(などと、都合よく誰も突っ込んでくれそうにないので、自分で突っ込みますが・・・)
実は、鮭のみが赤いのは、マグロなどの赤身魚と違って、赤い色素がそのまま沈着したためなんですって。いわゆる「朱に染まれば、修羅酒酒酒」ってヤツです。
稚魚の時は白いけど、この色素を含んだオキアミって海老みたいなヤツなどを沢山食べることによって、色素が身体に沈着してその身を赤く染めるなんて言われてます。

ちなみに、人間の筋肉も白筋(白身)と赤筋(赤身)の両方が存在しているらしくて、部位などにより住み分けができているのだそうです。例えば、ふくらはぎにあるヒラメ筋と言うのはどうやら赤筋が多く赤身らしい・・・。ヒラメの癖に赤身なんて何か笑える。
そういえば、吸い玉治療に凝ってた時、患者さんのヒラメ筋を飛び出させちゃったことあったっけ・・・、何か笑えるって、・・・・冗談です。かなり反省してます。

と、さらに話は続くのですが・・・、実はこの赤い色素がかなりヤバイらしい。
色素の正体は、「アスタキサンチン」というカロチノイド系色素(ニンジンの赤いのとかの仲間)なんだけど、これにはなんとビタミンEの1000倍もの抗酸化活性があることがわかったんだって。今風にわかりやすく言えば、「身体を錆びさせない力がビタミンEの1000人分」みたいな。
で、最近では、アンリエージングを謳った化粧品や健康食品なんかに大変注目された目玉成分に昇格したらしいです。(でも、鮭だって年くってんじゃね!なんて突っ込みは絶対不可)
近い将来、夕日ではなく、「アスタキサンチン」で真っ赤に顔を染めた熟女の皆様が街にあふれるかもしれません。そのときは、彼女ら美の求道者に対して「鮭ババア」とか、「アンタオタンチン」などと突っ込まないように注意しなければ・・・、自分の顔が真っ赤に染まってしまうかも、自分の血で。



またまた、グダグダ書きましたが、結局わたしが何を言いたいかと申しますと・・・、
「鮭さん、身体に貯めるのはアスタキサンチンみたいな有用なものだけにしてね♪放射性物質とかは貯め込ンぢゃイヤ!!!」
ということでした。

おぉっと、今日は珍しく午後から治療の予約が入ってるんだった。寝なきゃ・・・

2011年11月16日 06:24