蛇美

私は今日まで生きてきました…

【与太話】「すごい頭のいい人・・・」

世の中には「天才」と呼ばれる人が多々いらっしゃいますが、その中でも群を抜いてスゴイ人という方もいらっしゃるようです。
そんな方って一体どんな感じかというと・・・

ある男が、友人とアフリカツアーに参加したときのこと、彼らを乗せたツアーバスがサバンナの草原を走っていた。
すると、バスの横をセブラの大群が・・・
「オイ見ろよ!あれスゲーなぁ〜。ヤッパ本物は違うよな、迫力が。」
男は初めて見るゼブラの大行進に思わず興奮していたが、友人は冷静にそれを見ていた。
「にしても、あれ何頭ぐらいいるんだろ?」
興奮した男がつい子供のようなことをついつぶやくと、
「・・・89頭だよ。」
友人はあっさり答えるのだった。
「えぇ?!マジ?」
驚いて振り返る男に、友人は自信たっぷりに黙ってうなずく。
「ホントかよ?!じゃーどうしてわかったんだ。教えろよ、なぁ〜。」
余裕の友人に納得がいかず、男は友人に訳をひつこくせがむのだった。
「簡単だよ! 足の数を全部数えて4で割ればすぐわかるじゃないか!」
友人はこともなげに、男に言うのだった。


友人の言うことが真実ならば、それは天才を超えた存在なのかもしれない。
(耳の数を数えた方が・・・、いや尻尾や頭の数の方が数えるの早いじゃんなんて突っ込みは真の天才には無粋なのでしょう・・・)

逆に、はったりの大嘘であったなら・・・
不確定なことに対し、もっともらしい理由をつけて即座にタイミングよく人心を惑わす。
こういう人は仕事もせず、「ネ申しの計画」などとかうそぶいて楽して生活できるという。
やっぱり、こういう人は天才なのかもしれませんね、ある意味。

2012年02月29日 19:40