【与太話】「絶滅危惧種」

今日、急に友人から呼び出しがあった。
基本、わたしにはあまり友人がいない。
それが、ＡＢ型という血のなせる業なのか、
はたまた、捻じれた性格のためなのか、
引きこもりの生活パターンがいけないのか･･･
とにかく、わたしと友人でいてくれる霊長類ヒト科は非常に少ない。

・・・まさに絶滅危惧種だ！

その危惧種から「急に会いたくなったから｣と呼び出された。
待ち合わせはＪＲ池袋駅近くのマクドナルド。
世間一般では３連休の最終日、その上快晴とあって、
店の中は若いカップルで満席状態だった････

タバコも吸えず(※注意)、いちゃつくカップルにまみれてイラつくわたしを１時間も待たせてた挙句、その危惧種が満面の笑顔でやって来た。
手には何か持っている。
※注意！　わたしは、３０分もタバコが吸えず、ヤニが切れると、その禁断症状のため人格が変わると言われている！

基本、わたしには友人がいない。
・・・数少ない友人は大切にしよう。
その思いは人一倍強い。
だから、能天気な「待った？！｣の一言にも笑顔で「全然」と答えることもできた。
絶滅に瀕しているものは、何があっても保護せねばならない！
こう見えて、わたしは地球に優しいタイプなのだ！！

エコロジストのわたしはかろうじて笑顔を保っていたが、次に危惧種から発せられた言葉でわたしのエコロジスト仮面は、脆くも吹き飛んでしまった。
「お誕生日、おめでとう♪｣

（はぁ？！わたしの誕生日　８月なんですけど･･･）

うれしそうに手に持ったものをわたしに渡してくれた。
中には手袋にプリントされたケロケロケロッピが、暢気にわたしに微笑んでいる･･･

「ありがとう、でも・・・、よく、わたしの誕生日知ってたよね。」
多分・・・、ケロッピと同じように”張り付いた”笑顔のわたしに友人は、さらに追い討ちをかけるのだった。
「忘れるわけないじゃん、だって、いい夫婦(１１／２２)なんて　ｴﾍﾍ」
マジで無邪気に笑っている。
友人のその笑顔を見て、もう｢何でケロッピ？！」と聞く気力もうせているわたしだった。

基本、わたしにはあまり友達がいない。
わたしになぜ友達がいないのか？
そして、絶滅危惧種はなぜ絶滅に瀕しているのか？

・・・深く考えさせられる１日であった。

2012年11月26日 00:56