蛇美

私は今日まで生きてきました…

【ヘルスケア】「4月になれば、彼女は・・・」(1)

Aprill come she will
で始まるサイモン&ガーファンクルの名曲もありましたが・・・、
何かと式典の多いこの時期、よく見かけるのが、少女が脳貧血を起こしてパタンと倒れてしまうあの光景ですね。
もともとチョット身体の弱そうな美少女がフラァ〜と倒れるのはそれなりに絵になる場合もあるけれど、ゲッ?!オメェ〜もかい?!なんて思わず突っ込みを入れたくなる女もたまにいたりするから、人間、見た目では判断できないものです。

という訳で、今回は「貧血」についてあれこれ。
ご存知の通り、貧血とは「血」が少なくなって起こるさまざまな症状なのですが、その原因などにより、鉄欠乏性貧血、悪性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血、二次性貧血などなど・・・、いろいろな「貧血」があるのを知っている人は、存外少ないようです。
まぁ〜、それぞれの原因に対し適切に措置することが一番大切なんですが、今回は貧血界の絶対的センター、最もポピュラーな「鉄欠乏性貧血」をお話いたします。

鉄欠乏性貧血は、読んで字の如く体内の貯蔵跌が何らかの原因によって枯渇してしまい、骨髓での赤芽球においてヘモグロビン合成が低下することによって生じるもの。
その主な原因には、
1)鉄摂取・吸収不足(偏食、栄養不良など)
2)鉄需要の急激な増大(成長、妊娠など)
3)慢性的出血などによる鉄喪失(過多月経、消火器潰瘍、痔など)
まぁ〜、4月になってあわてて過激なダイエットを敢行し、環境も変化して寝不足になったり、疲れがたまったりすれば、誰でも貧血になってしまうものなのかもしれませんね。
後、意外なのは、マラソン
足の裏には無数の血管があるのですが、マラソンみたいに過度に足の裏に負担をかけるとそこでドンドン赤血球が壊れてしまい貧血になるという・・・。
むやみやたら走ったりするのも、実は考え物です。

通常、食事には10mgの鉄分が含まれているそうですが、体内に吸収されるのはそのたった10%、1mgしかないそうです。
ただ、体内には貯蔵鉄として、3〜4g程度存在していて、それらは利用→再利用を繰り返しているため、1日の鉄の必要量は1mgでも十分なのだとか。
ちなみに、体内の貯蔵跌の60〜70%が血液ヘモグロビン鉄として存在しているんだって。

・・・チョット疲れたので、ここで少し休みます。
Coming soon! チャンネルはそのままで・・・

2012年04月27日