【ゴミ】「泣いた赤鬼」は好きですか?
わたしの大好きな童話に「泣いた赤鬼」というのがある。
人間と仲良くなりたい赤鬼が、友達の青鬼の助けを借りて、人間と仲良くなるというアレだ。
この前、CGアニメ映画でリニューアルもされているらしい。
それの何処が好きかって、そりゃーもちろん青鬼様でしょ!
「みんな怖がって仲良くなんかできないよぅ」なんて優しいばっかで使えない赤鬼とは全然違う。
青鬼様が人間を好きかどうかは判らないけれど、表層的なことでしか判断できないという人間の本質をすでに見抜いている。
その鋭い観察眼・洞察力は「人間大好き」なんてほざいているだけの赤鬼の比ではない!
更に赤鬼を最も有効にプローモートできる戦略立案能力・行動力は、まさに天才の域だ!
この青鬼様が、もしこの現代の世ににいたならば…
秋元氏をはるかに超えて、AKBを全米ヒットチャートの常連にのし上げることも可能であったであろう。
そして極めつけは、明らかにダメダメな友である赤鬼のために無償の犠牲を払うその心意気!
彼は、ことを終えると黙って立ち去ってしまう。
ここが何とも素晴らしい!!
わたしのような器の小さな人間は、ついつい恩着せがましくなってしまう。自慢してしまう。天狗になってしまう!!
どんなにイイことをしても、後から恩着せがましい行動を取ってしまえば、すべてが台無しになってしまうもの。
ただ友の幸せを考えて…
「自分、不器用ですから」なんて立ち去る青鬼様の後姿に、昭和の大スター高倉健さんがついタブってしまう。
「粋」という言葉がこれほど似合う鬼は世界中どこを探してもそうはいない!
わたしは、この青鬼様のことを思う度、時に涙し、時に憧れ、深い感動に心を震わせてしまっちゃうのだ。
時は流れ…
かつて、小学校の教科書にも使われたこの「泣いた赤鬼」は今ではほとんどほとんど使われることがないという。
「献身的な自己犠牲精神」を今の子供に教えるのが困難だ!
というのがその理由らしい。
それはある意味健全だと思う。
「献身的な自己犠牲」ほど権力者や他人から搾取する人たちにとって都合の良いものはない。
パワハラ・ブラック企業の温床にもなりかねないし、はては自爆テロ・軍国主義にも利用されかねない。
ある意味危険な思想という一面は否めない。
ただ、自分を大事に考えるあまり、
「自分さえ良ければ」的な今の風潮も如何なものかと慮らずにはいられない。
なんか殺伐とした感じが息苦しい。
そんな中、あの石田純一氏の東京都知事出馬会見があった。
参院選直前の最後の平日…
自公与党優勢がささやかれる状況で、
都政とは明らかに異なる憲法改正反対を彼は訴えた。
更に野党共闘を条件としていた。
結局、彼の主張にスポットが当たることはなく、その突飛な行動のみが面白おかしく注目された。
参院選も自民・公明連合与党の勝利に終わった。
マスコミは俄かに現実味を帯び始めた憲法改正を、今になって騒ぎ始めている。
今週、石田氏は出馬断念を表明した。
連日彼のこの行動をマスコミは「お騒がせ」として取り上げている。
今後彼には、莫大な違約金や「お騒がせ」タレントとしてのイメージダウンによる活動制限が重くのしかかるという。
彼がなぜこのような行動を取ったのか?!
それは彼にしかわからないことなのだが…
マスコミもそのことには決して深く言及しない。
この先、彼自身もその真意を語らないかもしれない。
わたしはふと「泣いた赤鬼」の青鬼様のことを思い出した。
もし、赤鬼が本当のことを人間に話していたらどうなるだろう?
人間たちが赤鬼を許すことができるかどうかはわからないけど、
まぁ〜少なくとも青鬼様がそんなことを望んではいないことだけは確信できる。
…だから、赤鬼は泣くのであろう。
もし、万が一、石田氏がわたしの妄想通りの理由で行動したのなら…
それは完全に選挙妨害、罪である。
今背負ってる以上のものが彼や彼の周りにのしかかることだろう。
石田氏は本人も言っていたが彼自身がテレビ側の人間である。
だから、テレビもあえて同朋である彼を「お騒がせ」の烙印で留めているのかもしれない。
石田氏は、青鬼様ではない。
わたしも赤鬼じゃない。
だから、わたしは泣かない。
…ただ、石田氏をこのまま青鬼様のように消してはいけないと思う。
人間と仲良くなりたい赤鬼が、友達の青鬼の助けを借りて、人間と仲良くなるというアレだ。
この前、CGアニメ映画でリニューアルもされているらしい。
それの何処が好きかって、そりゃーもちろん青鬼様でしょ!
「みんな怖がって仲良くなんかできないよぅ」なんて優しいばっかで使えない赤鬼とは全然違う。
青鬼様が人間を好きかどうかは判らないけれど、表層的なことでしか判断できないという人間の本質をすでに見抜いている。
その鋭い観察眼・洞察力は「人間大好き」なんてほざいているだけの赤鬼の比ではない!
更に赤鬼を最も有効にプローモートできる戦略立案能力・行動力は、まさに天才の域だ!
この青鬼様が、もしこの現代の世ににいたならば…
秋元氏をはるかに超えて、AKBを全米ヒットチャートの常連にのし上げることも可能であったであろう。
そして極めつけは、明らかにダメダメな友である赤鬼のために無償の犠牲を払うその心意気!
彼は、ことを終えると黙って立ち去ってしまう。
ここが何とも素晴らしい!!
わたしのような器の小さな人間は、ついつい恩着せがましくなってしまう。自慢してしまう。天狗になってしまう!!
どんなにイイことをしても、後から恩着せがましい行動を取ってしまえば、すべてが台無しになってしまうもの。
ただ友の幸せを考えて…
「自分、不器用ですから」なんて立ち去る青鬼様の後姿に、昭和の大スター高倉健さんがついタブってしまう。
「粋」という言葉がこれほど似合う鬼は世界中どこを探してもそうはいない!
わたしは、この青鬼様のことを思う度、時に涙し、時に憧れ、深い感動に心を震わせてしまっちゃうのだ。
時は流れ…
かつて、小学校の教科書にも使われたこの「泣いた赤鬼」は今ではほとんどほとんど使われることがないという。
「献身的な自己犠牲精神」を今の子供に教えるのが困難だ!
というのがその理由らしい。
それはある意味健全だと思う。
「献身的な自己犠牲」ほど権力者や他人から搾取する人たちにとって都合の良いものはない。
パワハラ・ブラック企業の温床にもなりかねないし、はては自爆テロ・軍国主義にも利用されかねない。
ある意味危険な思想という一面は否めない。
ただ、自分を大事に考えるあまり、
「自分さえ良ければ」的な今の風潮も如何なものかと慮らずにはいられない。
なんか殺伐とした感じが息苦しい。
そんな中、あの石田純一氏の東京都知事出馬会見があった。
参院選直前の最後の平日…
自公与党優勢がささやかれる状況で、
都政とは明らかに異なる憲法改正反対を彼は訴えた。
更に野党共闘を条件としていた。
結局、彼の主張にスポットが当たることはなく、その突飛な行動のみが面白おかしく注目された。
参院選も自民・公明連合与党の勝利に終わった。
マスコミは俄かに現実味を帯び始めた憲法改正を、今になって騒ぎ始めている。
今週、石田氏は出馬断念を表明した。
連日彼のこの行動をマスコミは「お騒がせ」として取り上げている。
今後彼には、莫大な違約金や「お騒がせ」タレントとしてのイメージダウンによる活動制限が重くのしかかるという。
彼がなぜこのような行動を取ったのか?!
それは彼にしかわからないことなのだが…
マスコミもそのことには決して深く言及しない。
この先、彼自身もその真意を語らないかもしれない。
わたしはふと「泣いた赤鬼」の青鬼様のことを思い出した。
もし、赤鬼が本当のことを人間に話していたらどうなるだろう?
人間たちが赤鬼を許すことができるかどうかはわからないけど、
まぁ〜少なくとも青鬼様がそんなことを望んではいないことだけは確信できる。
…だから、赤鬼は泣くのであろう。
もし、万が一、石田氏がわたしの妄想通りの理由で行動したのなら…
それは完全に選挙妨害、罪である。
今背負ってる以上のものが彼や彼の周りにのしかかることだろう。
石田氏は本人も言っていたが彼自身がテレビ側の人間である。
だから、テレビもあえて同朋である彼を「お騒がせ」の烙印で留めているのかもしれない。
石田氏は、青鬼様ではない。
わたしも赤鬼じゃない。
だから、わたしは泣かない。
…ただ、石田氏をこのまま青鬼様のように消してはいけないと思う。
2016年07月12日 11:10