蛇美

私は今日まで生きてきました…

【ゴミ】東京・杉並区「公園つぶして保育園」に区民猛反発!についてちょっと考えてみた

東京・杉並区「公園つぶして保育園」に区民猛反発!防災拠点や祭り会場 http://www.j-cast.com/tv/2016/05/31268288.html

こういうことって、例えばゴミ処理場建設とか、基地移転問題とかと共通する部分が多い問題だよね。
更に突き詰めて考えると、消費税増税にも通ずるのかもしれない。

一番の焦点は個人の権利と公共性という問題というのは当然なんだけど、行政・政治が絡む時って、実は単にそれだけじゃないことも多い感じがする。

「Yesか Noか」で選択を迫られてしまうと、人間の思考はその二者択一に制限されてしまう。あらゆる可能性が一瞬にして消滅して、提示された選択枝からしか回答ができなくなってしまう。
此れは詐欺師がよく使う手らしいんだけど、なんか行政や政治ってわざと其処に落とそうとしてんじゃねって感じるんだよね。

そうされちゃうとさ、わたし達パンピーは本質的な問題が見えなくなっちゃって、「賛成−反対」二元論だけに変に盛り上がっちゃうんだよね。
それで解決みたいな錯覚に陥っちゃってさ。


でも、実は問題解決とか全然してなかったりするんだよね。
同じことを何度も何度も繰り返してしまう…
そう言うことって意外に多くね?

二者択一の二元論になる前に、もっともっと問題の本質について考え・議論を尽くせばいいのにってスゲー思うんだよね。

まぁ〜、それでもどうしたって詰まる所最終的な判断は「個人の権利と公共性」に帰結されるんだけどさ、でも、、みんなで本質的な問題について十分検討すればさ、最初の二者択一とは全く違った本質的な問題解決に近づけると思うんだよね。

にもかかわらず、どうも行政や政治、場合によってはマスコミ至るまでそうさせないようにしてる感じがするんだ。


またまた、安倍ソーリーが「前言はなかったことにする」いつもの十八番で、消費税増税の真意を国民に問うって参院選を発表したみたいだけど。
それも「増税しないんだったら社会保障は保証しないよん」みたいな条件を付けて不安を煽る、これまた詐欺師の常套句までつけちゃってさ。

今話題の舛添都知事の「辞任する−しない」の問題も同じなんだけど、こういう風に巧みに二者択一の二元論に誘導する奴らって、問題の本質を隠そうとする意図が滲み出てるみたいでなんか気持ち悪いんだけど…

安直に二元論に乗っかっちゃって盛り上がる前にさ、もう少しだけ本質的な問題について考えないといけないなぁ…なんて深く反省するわたしです。

2016年06月02日 08:52