蛇美

私は今日まで生きてきました…

記事

【記事】大トロを食べて頭痛が出現!?

数年前、魚を扱う仕事をしている結核患者さんを受け持ったことがあります。 40歳くらいのガッシリした男性で、「魚のことなら何でも聞いてくれ!」というのが口癖なくらい、魚が大好きな方でした。 結核病棟の入院期間はおおよそ1〜2カ月ですが、患者さんに…

【記事】海外論文ピックアップ

Lancet Psychiatry誌 成人アスペルガー症候群に高い自殺リスク 一般成人の9倍以上、うつ病が危険因子 成人後にアスペルガー症候群と診断された患者における自殺念慮リスクは、一般成人の9倍以上で、うつ病が危険因子であることなどが臨床調査データの後ろ向…

記事】リポート◎過小評価される患者の疼痛

『患者の痛み、聞き出せていますか? 』 “除痛率”を大幅に高めた問診と記録の工夫とは 「この患者は痛がりで大げさに言うから」「問診で痛いと言っていなかったから」――。 そんな理由を付けて、患者の痛みを過小評価していないだろうか。 青森県立中央病院(…

【記事】『開業医に重くのしかかる「患者の自殺」トラブル』

今回は、これまで私の心の片隅にずっとありながら、なかなか文章化できなかったことを書いてみようと思う。 患者の自殺が原因で、患者家族と医療側がトラブルとなるケースである。 心療内科や精神科では、患者の自殺は避けて通れない。 しかし、そうした悲劇…

【記事】『果物の摂取が多いほど2型糖尿病の発症リスクが低い』

ただし、ジュースとしての摂取ではリスク増、前向きコホート研究の結果 ブルーベリーやブドウ、リンゴなどの果物を多く摂取している集団の糖尿病リスクが低いこと、ただし、フルーツジュースの摂取では糖尿病リスクが上昇することが前向きコホート研究の結果…

【記事】治療可能な認知症を見分けるコツ―その1―

『うつとアルツハイマー型認知症の見分け方』 物忘れを心配し、外来を受診した患者さんを診療する際、認知症の視点から診断の流れを考えますと、まず行うべきことは、治療可能な認知症あるいは、認知症に類似する疾患(以下、両者を合わせて治療可能な認知症…

【記事】トレンドビュー◎増え続ける児童虐待

「もしかして虐待? に遭遇したら」 児童相談所に上手に「通告」する方法 ある日、福岡県北九州市にある北九州市立八幡病院に、熱傷を主訴に1歳9カ月女児が母親に連れられて来院した。 当初、母親は「腕に熱傷がある」と話していたが、服を脱がせてみると上…

【記事】「プライドの高すぎる患者への接し方」

Q. 難聴を訴えて受診した患者に対し、入院して精密検査を受けることを提案すると、いきなり「先生は名医と評判だから来たのに、どうしてすぐに治せないんですか!」と高圧的な態度で言われてしまいました。 このようなタイプの患者に、医師はどう接すればよ…

【記事】虫刺されのケア

『日経DI Premium版』の連載「患者指導ワンポイントレッスン」第11回のテーマは、「虫刺されのケア」です。 夏から秋にかけて日常診療でごく普通に遭遇する虫刺症(ちゅうししょう、虫刺され)をテーマに、九段坂病院(東京都千代田区)皮膚科顧問の大滝倫子…

【記事】パフォーマンス学入門

『患者の「社会的スマイル」にご注意』 <Q> 初診の患者が診察室に入ってきました。 診察まで2時間半も待たせたにもかかわらず、ニコニコしています。こちらが「ずいぶんお待たせしてしまって…」と言っても、「いえいえ」と笑顔で答え、なんだか不自然です。こん</q>…

【記事】連載:なにわのトラブルバスターの「患者トラブル解決術」

『職員を「洗脳」するモンスター患者、そのあくどい手口とは?』 患者トラブルの世界には、コンサルタントとして他業界から参入してくる人たちが結構いる。 例えば、飲食業界や流通業界などは、顧客とダイレクトに接しているので、クレームも多いのだろう。 …

【記事】「前十字靱帯断裂にはまずリハビリを」

早期再建と比べて痛みや機能に有意差なし 海外論文ピックアップ BMJ誌より 大西 淳子=医学ジャーナリスト 活動的な若者に発生する急性前十字靱帯(ACL)断裂の治療において、早期に外科的な再建術を実施した場合と、まずリハビリを行い必要時に再建術を実施…

【記事】腰痛の診断と治療―新しい診療ガイドラインから

日経メディカル2012年12月号特別編集版「ロコモティブシンドロームと骨折予防」 【診療アップデート】転載 腰痛とは1つの疾患単位ではなく、症状の名称である。腰痛は日常診療でよくみられる代表的な症状の1つであり、その診療に精通しておくことは整形外科…

【記事】患者の話に上手に相槌を打つコツ

Q.患者の話はきちんと聞いているつもりですが、勤務先のナースによれば、「Y先生の診察は、いつも先を急かされているような気がして、落ち着いて話ができない」と話す患者が少なくないそうです。 私の話の聞き方のどこが間違っているのでしょうか?(40代、…

【記事】ネット上で誹謗中傷の的に、どのように対処すればいいか

【日経ヘルスケア9月号●診療所経営駆け込み寺より】 ついこの前も、大塚の居酒屋さんがやり玉に挙げられてましたよね。 (ただあの件は、どっちもどっちの様相でしたが・・・) まぁ〜治療院をやってりゃ、どうしても気になる話題です。 【質問】 ある口コミサイ…

【記事】「外用薬がなくなったら受診」では水虫は治らない

塗り薬は、当たり前のことですが、病変部に薬がつかないと効果を発揮できません。 飲み薬は飲んでくれさえすれば体中に行き渡りますが、塗り薬は患者さんがきちんと 「適切なタイミングで」 「必要な範囲に」 「必要な量」 を塗布してくれないと効きません。…

【記事】「外用抗真菌薬を塗布してはいけない水虫」がある

顕微鏡検査(鏡検)を行い、確実に水虫だと診断しました。でもまだ、抗真菌薬の外用を始めてはいけません。ここでのポイントは、「外用抗真菌薬を塗布してはいけない水虫の病変がある」ということです。 外用抗真菌薬には刺激性があります。 ですから、刺激…

睡眠中の「こむら返り」の予防には石鹸が有効!?

[アメリカ発] 夜寝ている時に足がつる症状を「夜間下肢こむら返り」と呼ぶそうだ。 聞くところによると、日本では成人の3割が月に1回以上経験しているとか。 なかには、毎晩のようにこむら返りに襲われる人もいるらしい。 そこで、今日ご紹介するのはその予…

放っておくとデブになる!危険な「足の冷え」をとるツボ2つ

例年になく、残暑が厳しい今年の夏。室内外の気温差が大きい状況が長く続いて自律神経のバランスを崩したり、露出の多い服装で長い間過ごしている影響などで、体の冷えに悩まされている人も多いのでは?昔から「冷えは万病のもと」といわれるように、冷えは…

「中指のツボで、心の疲れを和らげる」

最近、朝すっきり起きられない、どうにも元気が出ないあなた。その原因は、心の疲れにありませんか。第3回となる今回は、「中指」とそのルートにあって、心の疲れを和らげ、心の健康を取り戻すツボをご紹介します。 心の疲れには、「中指」のツボマッサージ…

【記事】「食事の最初に野菜」で食後血糖の変動は減少

最近、テレビなんかでよく言われることだけど・・・・ その辺を紹介した記事です。 炭水化物の前に野菜を食べることで、2型糖尿病患者、耐糖能が正常な被験者(NGT)のいずれにおいても、食後の血糖変動幅を減らせることが示された。持続血糖測定システム(Conti…